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EDとは(2) [EDとは]

■ EDとは(2)


どんな病気もそうですが、EDには定義があります。

・十分な勃起が得られないか、又は維持出来ないため、満足な性行為が出来ない
・上記の状態が、少なくとも3か月以上持続すること

ただし、外傷や手術などの物理的要因がある場合には、3か月をまたなくてもED診断が下されることがあります。思い当たることはないでしょうか。一時の勃起失敗くらいは、よくおこる事です。ただしそれが長期に渡ったとき、EDという現実が突きつけられるのです。


さて、前回、言葉だけ登場した「中折れ」についてお話しましょう。

中折れとは、性行為のさいに勃起可能なEDです。しっかりと勃起するので挿入はできるのですが、行為のさ中、少しずつ萎えていくというもの。年齢的には。41~43歳あたりから増え始め、50歳になる男性の6割以上が経験するというEDです。

とりあえず、挿入から射精まで行き着きます。そのために「EDの自覚が本人にない」ことが問題になります。もしくは、多少の自覚はあるものの「認めたくはない」という気持ちが現実の直視を避けさせてます。男性のプライドというのでしょうか、そういうのが邪魔をしてしまうことで、対処が遅れてしまうことが多いのも特徴のひとつです。

この中折れ型EDの直接的原因は、身体的原因による器質性のものです。
ですが、心因性EDの原因となってしまうことも少なくありません。

SEXがうまくいかないことがあると、

 「次も中折れしてしまったらどうしよう」

心理的負担になり、精神的にもEDになってしまうのです。このタイプの人は、繊細な男性に多くみられます。


・原因

「中折れ」と呼ばれるこの現象は、どのようにして起こるのでしょう。
ペニスの勃起のメカニズムを簡単に言うと、海綿体に血液が流れ込みつつ、流れ出さないことによって実現するのです。

男性が性的刺激を受けると、脳が命令をだします。ペニスにある血管「陰茎動脈」を緩めるのです。これにより、血液が大量にペニスに流れ込んで勃起します。同時に、ペニスに流れ込んだ血液は陰茎静脈から流出できないようになります。こうして、勃起を維持してるのです。


男性が性的に興奮すると、海綿体へ血液が流れ込む入り口を「開ける」シャッターと、海綿体から血液が流れ出す出口を「閉じる」シャッターが両方とも機能することで、勃起が維持されているのです。

ところが年をとると、血液の流入を促している「シャッターを開ける」体内物質の量が減っていきます。そのため、一度萎えると、再び勃起しないというようなことになるのです。

若い頃ならば、ほんの少しの性的刺激で興奮が戻りました。でも40歳をすぎると身体がついてこない。興奮はするのですが維持し続けることはなかなか難しいのです。

こうしたさまざまな原因が絡み合って、「勃起はするがその維持が困難になってしまう」のが 中折れ なのです。

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