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朝立ちとEDとの関係 2 [EDの原因]

■ 朝立ちとEDとの関係 2


夜間の勃起はなぜおこる?

男性器が勃起するメカニズムは、「EDになってしまう原因」の中でなんどもお話しました。

かいつまんで言いますね。

 性的刺激を受けると、脳の命令によって、ペニスの血管「陰茎動脈」が緩まり血液が大量にペニスに流れ込みます。こうして勃起したところで、今度は、陰茎静脈から血液が流出できないようし、勃起を維持します。

さて、勃起は起きているときだけにおこるとは限りません。寝ている時間にも、男性器は勃起するのです。それがおこる時間帯がレム睡眠。

人の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠は、夢を見やすい睡眠と言われておりますが、この睡眠中に陰茎が勃起するのが、夜間勃起現象です。詳しい機序は不明とされます。

高齢になれば、ノンレム睡眠時にも生じると言われてますが、夜間勃起のほとんどは、睡眠中のレム期に同調して発生します。いずれにしても、正常な身体に発生する生理現象の一つ。夜ふと目覚めたら、陰茎が怒張していたという経験は、男性なら誰もが経験するところです。あらたまった性的刺激は必要ありません。エッチな夢を見ていた等関係なく、レム睡眠に一致して生じます。

このレム睡眠の間は、夢を見ることが多いといわれます。生理的勃起と性的な夢がクロスオーバーすると、夢精することがあります。これを「夜間遺精」といいます。

ところで、一晩あたりに勃起する回数は年令でも変わります。
たとえば青年期男性であれば、およそ90分程度の周期でおこります。1夜で3~6回くらい、1回あたりの時間は数十分程度といいます。個人的な経験からいえば、無意識の勃起のほうが、時間が長いきがしますね。


・朝立ち(朝勃ち)

男性の朝立ちも、夜間勃起と同様のメカニズムでおこると考えられます。
レム睡眠は、朝方にかけて延長していくものということから、レム睡眠の状態から眼を覚ますのが普通です。このときに勃起している状態を「朝立ち」というわかです。

そういうことなので、ノンレム睡眠から起床した場合には、朝立ちは認められません。
毎朝、必ず朝立ちがある保障はありません。しばらく朝立ちがないからといって、EDとは限りません。夜間勃起現象が、起きる前に終わってしまっていることもよくあります。いちいちの心配は不要です。

ちなみに、男性のペニスにあたる「女性のクリトリス」にも同じ理由で、朝立ち・朝勃ちがおこります。男性同様に、性的な興奮とは無関係です。



朝立ちがないからEDとは限らないといいましたが、逆説的に、この朝立ち(朝勃ち)が、EDの診断に役立つ場合もあります。

EDのメカニズムはいくつかありますが、陰茎海綿体・その血管・支配神経が障害を受ければ、朝立ち・朝勃ちが難しくなります。しかし、ユニークなことに、ED中であっても「器質性ED」だけは朝立ちち起こすことがあります。逆にいえば、朝立ち・朝勃ちがあるうちは「器質性ED」の可能性はゼロといえるのです。

「器質性ED」とは、「血管や神経の傷害」が原因となる中高年からこりやすいEDです。
年令や病気が原因なので、起きても寝ても、起たないものは起ちません。

寝ているときに勃起するというこは、精神的な負担から開放されている時間は、EDじゃなくなるということ。
眼が覚めているときに勃起しない場合のEDは、「心因性」ではないかと考えられるのです。




ここまで ↓ 別サイトからの記事
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■ 朝立ちとEDとの関係

朝立ちがないのは、EDの兆候?

朝立ちは、ばっちりなのに、夜の行為はダメになる。
これは、いったいどういうことなのでしょうか?

前回の話の繰り返しになりますが、朝立ちと、性行為とEDについて、もう一度考えてみたいと思います。

朝目覚めた時、ペニスが元気に勃ってる「朝立ち」。これ、男なら誰もが経験している生理現象です。ギンギンに屹立した勇姿に「今日も元気だ。今夜は思いきり」と、夜への期待も朝立ち並みに膨らみます。

でもいざ夜を迎えてみると、うまくいかずに焦った経験はないでしょうか。

  「勃たない…なぜだ?」


■ 朝立ちとHな勃起は違う

そもそも「朝立ち」というのは、朝目覚めたときに陰茎が勃起している状態です。これといった性的刺激を受けたわけでもないのに、自然に勃起するのが朝立ちです。

これについては、前回説明してますね。

私たちの睡眠は浅い「レム睡眠」と深い「ノンレム睡眠」が繰り返して替わります。レムとノンレムが行ったり来たりしながら朝を迎えます。朝立ちがおきているのは、レム睡眠の時だとといわれています。レムとノンレム睡眠はおよそ、90分サイクルで入れ替わるので、レム睡眠は一晩に3回~6回あるということになります。つまり男性は、一晩のうちに3~6回勃起してるわけです。

この、寝ている間のの勃起は「夜間睡眠時勃起」と呼ばれます。
なんのためにあるかというと、メンテナンスとチェックです。

定期的にペニスの海綿体に新鮮な血液を送り込み、勃起力をチェックするという生理現象。通常の勃起と違って性的・物理的な刺激を必要ありません。海綿体に血液を送り込んで筋肉の柔軟性を保ち、男性が正常な生殖活動を行うためのメンテナンスと練習を兼ねて、勃起力をキープできるようチェックする仕組みなのです。


一方、いわゆる勃起というのは性的興奮や物理的刺激によって起こります。「夜立ち」とも言われますが、性交を行って女性器に精液を放出することを目的としてます。夜立ちは、何かの刺激がなければ起こりません。朝立ちとの大きな違いですね。どちらも「勃起」と言ってますが、「朝」と「夜」とではメカニズム・目的が全然別なのです。夜立ちの予備訓練として朝立ちがある、という位置づけでしょうか。


■ 朝立ち回数が減少するとEDがやってくる?


さて、何度も言ってますが、朝立ちとEDは別の現象です。「朝立ちしないからED」という直接な関係とhなりません。朝立ちしていてもEDの場合もありますし、その逆もあります。

EDという現象は、何らかの理由で勃起力が不足して性交が十分に行えない状態をいいます。朝立ちしていても、マスターベーション正常でも、性行為は別ものです。セックスの時に途中で萎えてしまったり、いざという時に十分に勃起しないといった、性行為があればEDである。そのように診断されることがあります。

そうは言っても、朝立ち完全に無関係と言い切れないケースがあります。
EDのシグナルとなる場合もあるのです。

勃起は、ペニスの中にはりめぐらされた毛細血管に血流が大量に流れ込むことで起こります。血管は目的によって太かったり細かったりするものですが、ペニスにある血管は最も細いといわれています。そのため、動脈硬化などの生活習慣病が進んだ影響は、ペニスの血管に真っ先に現れます。病気の結果、血流が悪くなって勃起しづらくなるのです。

「勃起力は健康のバロメーター」

という考え方が成り立つのはこうしたことによるのです。ペニスの血管がつまると、当然ながら朝立ちもしづらくなります。男性の健康をはかる目安となりうる分けですね。ただしこれは、H勃起でなく夜間睡眠時勃起が起きているかどうかが判断基準。寝ている間に勃起しているかどうかが重要です。

最後に。

朝立ちからEDを判定できるのが「心因性ED」です。朝立ちはする。でもセックスではうまくいかない。この原因は、ストレスやプレッシャーなどの精神的な問題でセックスできなくなっている状態です。20~30代男性の間で心因性EDが急増しており、自力で治すことができない場合も少なくありません。こういうことも、草食系男性と呼ばれる人が急増してる原因なのかもしれません。EDが先か草食が先か、よくわかりませんが。

自分で回復できそうにないのなら、下手なサプリに頼る前に、医療機関で相談してみるとよいでしょう。



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