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 EDの男は結婚できないのか? [EDと恋愛結婚]

■ EDの男は結婚できないのか?


男性の恋愛離れや結婚離れが進んで、近年、問題となってます。2010年、国立社会保証・人口問題研究所が行った「第14回出生動向基本調査」で未婚者の異性との交際状況を尋ねたところ、61.4%の男性が「交際している異性はいない」と回答がありました。さらに9.4%の男性が「一生結婚するつもりがない」と回答したといいます。

すでに子供が独立した私には、信じられないことですが、30近くなった息子に恋人の影すらないのをみると、変な納得があります……。


もちろん、すべての男性の全員が恋愛離れ・結婚離れに該当してはいません。
恋愛や結婚に興味を持っている男性もいます。出会いのきっかけがないために、たまたまシングルでいる男性もいすし、自らの経済力や容姿といった何らかの懸念要素からシングルに留まっている男性もいるでしょう。

そして、男性性機能障害であるEDも、後者の男性が抱えがちな懸念要素のひとつとなってます。EDは、恋愛や結婚の支障となる場合があります。EDが原因となって恋愛や結婚に踏み切れない男性は決して少なくないはずです。


■ 女性の恋愛観と結婚観においてSEXは必要不可欠

「産めよ育てよ」の昔、性交には子種の意味合いが色濃くありました。子孫が多いのはお家の繁栄に繋がるというのです。子供の死亡率が高かったせいもあったでしょう。でも現在、SEXには3つの意味があるといわれています。

ひとつは、男女が裸になって営み合うことで互いがより親密になり、心の絆を深め合うことができるという「連帯の性」。ふたつめが、お互いがひとつに結ばれる感覚や喜びを分かち合う「快楽の性」。最後が、愛の結実として子どもを宿して家庭を築き上げるという「生殖の性」です。
性交における3つの意味は恋愛や結婚において不可欠な要素で、女性の恋愛観や結婚観においても重視される条件となっています。満足な性交ができなくなるEDは、恋愛や結婚にとってマイナスに働く可能性が高いといえるのです。実際、EDに対して嫌悪感を抱く女性が多いのは事実です。


■ 過去の恋愛・結婚の失敗が、未来の恋愛・結婚を遠ざける

恋愛や結婚に踏み出せずにいるシングル男性に多いのが、機能性EDに属する「心因性ED」です。心因性EDとは心理的諸要因で引き起こされるED。その原因として多いのが、過去の恋愛での失敗です。過去の恋愛において相手から別れを切りだされた理由に、事実はどうあれ、自分の性交の失敗が絡んでいると思い込んでしまって、それが引き金となってEDになってしまうのです。

そうした男性は、過去の経験と現在の自分の症状から、恋愛や結婚に対して奥手になってしまう傾向があります。「また過去のように失敗してしまうのではないか」「相手にがっかりされるのではないか」「嫌われるのではないか」と思うのです。無用な予期不安に陥って自信を喪失し、ED症状を悪化させる人も少なくありません。


ですが、だからといって恋愛や結婚を諦める必要はありません。
EDは治療できる病気。恋愛や結婚に向かって踏み出せずにいるシングル男性は、治療に取り組みましょう。
バイアグラなどの治療薬は、心理的諸要因から引き起こされる心因性EDはもちろん、器質的な諸要因で引き起こされる器質性EDにも有効です。意中のパートナーと性交のステップに踏みだす際にも十分な効果を期待でき、男性としての自信も身につけさせてくれます。過去の失敗によるトラウマを改善することができれば、根本的なED改善へ向かうでしょう。


■ ED男性は恋愛・結婚がきっかけで治療を受ける

ED治療を受けている男性(約200人)に行った調査があります。それによると、男性がED治療へ踏み出すきっかけには恋愛と結婚が大きく絡んでいるとか。「何がきっかけで治療を受けようと思いましたか?」との問いに対し、26.9%の人が「恋人との関係を良好にするため」、14.5%の人が「子作りのため」と回答したのです。

さらに「ED治療前とED治療後で変わったことは?」との質問では、半数以上の人が「自分に自信が持てるようになった」と回答。恋愛や結婚に前向きになれる精神状態を手に入れていることが分かります。「恋人との関係が良くなった」「恋人ができた」との回答も多数見受けられました。ED治療は、恋愛や結婚に大きく寄与することがわかる一件です。



恋愛や結婚に支障をきたす場合があるED。でもそれは治療を受けるまで話です。治療を受ければ男性としての自信を取り戻すことができ、恋愛や結婚へ支障をきたすこともなくなります。悩んでいる人は、病院へ足を運びましょう。


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